2024年度の助成対象活動をご紹介します
第4回目となる2024年度東急子ども応援プログラムは、64件のご応募をいただきました。学識経験者、NPO実務経験者、主催企業担当者からなる選考委員会で選考基準に照らして検討した結果、16件の活動に対して総額1,500万円の助成を決定しました。
学校でも家庭でもない地域の大人たちによる子どもたちの幸せを支える活動を、私たちは応援します。
第4回目となる2024年度東急子ども応援プログラムは、64件のご応募をいただきました。学識経験者、NPO実務経験者、主催企業担当者からなる選考委員会で選考基準に照らして検討した結果、16件の活動に対して総額1,500万円の助成を決定しました。
学校でも家庭でもない地域の大人たちによる子どもたちの幸せを支える活動を、私たちは応援します。
古き良き子育ての新しい形での再現を目指すとともに、未来社会を見据えた「生きる力」の育み方の提案として以下の活動を行います。
幼児・低学年を中心とした子どもたちとその親を対象に、子どもたちの非認知能力の向上を目指すSCRAP活動に取り組みます。大田区の町工場から出る廃材を生かし、本格的な工具も使って試行錯誤しながら「つくる」ことを楽しむ経験を通して、考える・試す・別の方法を見つけるといった社会活動に必要な能力やマテリアル認知力、自身が住む地域を支える産業やSDGsなど環境保全への関心を育みます。
全ての子どもたちが「お誕生おめでとう」と心から祝福される社会を目指し、肢体不自由と知的障害が重複する重い障がいを持つ子どもや、医療的ケアが必要な子どものための通所施設を開設。未就学児対象の児童発達支援事業と、小学生〜高校生対象の放課後等デイサービス事業、障がいを持つ方のための相談支援事業も行っています。(設立2017年)
重い障がいや医療的ケアが必要な子どもたちとその家族が抱える日常のバリアーを改善し、さまざまな課題に地域全体で取り組める「地域共生社会」の実現を目指して、以下の活動を行います。
子どもたちの学習支援と居場所づくりのため、放課後や長期休暇などに、定期的に以下の活動を行います。
聴者とは異なる被災リスクを抱えるろう学校の子どもたちが、災害時に起こりうる事態や正しい対処、必要な備えについて学び、防災意識を持てるよう、防災をテーマにした人形劇などの防災プログラムを実施します。また地域の全ての人々に向けたイベントを開催。障がい者や外国人などの被災リスクについて紹介し、近隣地域の人々への啓発と持続的なつながりづくりを行います。
本活動は、昨年に引き続き、世田谷区烏山地域において、多様な子どもが集い、多様な若者が伴走支援することによって、子どもが個々に尊重され、自分(たち)自身で自分(たち)のことが決められる居場所をつくるものです。学習支援、イベント活動によって高校生・大学生のボランティアを育成する他、多様な背景を抱えた若者が担い手として社会参画する機会を創出します。また、他の地域の居場所づくりのロールモデルとなることも目指します。
本活動は、昨年に引き続き、外国籍や外国につながる子どもたちが母語や母文化、ルーツに誇りを持てるよう、また日本語の能力や国籍に規定されず社会参加し、個々の能力を地域で発揮できるよう、以下の取り組みを行います。
団地の空間を有効活用した子どもたちの第三の居場所「山崎団地冒険遊び場」を中心に、多様な世代が交わる活動拠点をつくります。子どもたちの安全面を見守る、地域住民・高校生・大学生ボランティアの増員や、施策に賛同・参画する施設や団体を募り、多文化共生社会に向けて、他者の考えも柔軟に取り入れながら工夫・対処することを感覚的に学ぶ機会の創出を目指します。
※面会交流とは,子どもと離れて暮らしている父母の一方が子どもと定期的,継続的に,会って話をしたり,一緒に遊んだり,電話や手紙などの方法で交流することをいいます 。(法務省)
本活動は、昨年に引き続き、「面会交流が当たり前の社会」を目指し、離別家庭の子ども一人ひとりが面会交流を通じて自己肯定感を育めるよう、以下の取り組みを行います。
児童養護施設で暮らす子どもたちが退所後、仕事を通じた自己実現や人生のwell-being向上を実現できるよう、個別に就職相談、職業適性検査、会社見学、就労体験、インターンシップなどのキャリア教育支援を行います。地域企業の経営者や社員との交流を通じて、子どもたちの自己肯定感が高まり基本的信頼感が回復し、健全な職業観を養えるよう、大人たちのキャリア教育力の育成も行います。
家族をがんで亡くした子どもたちを対象に、グリーフサポートプログラムを実施します。プログラムでは、同じような立場の子どもたちが集うことで“自分だけではない”と孤立感を軽減し、気持ちを表現したり、自分自身のグリーフに対処する方法を考える時間や機会の提供を目指します。同時に、配偶者を亡くした立場である保護者同士の語り合いの場も提供します。
子どもたちが地域のまちづくりに関心を持ち、多様な考え方を知り、自分が誰かの役に立つことの楽しさを知ることで、「自己肯定感」「有用感」「自主性」を育めるよう、以下の活動を行います。
本活動は、昨年に引き続き、LTCの子どもと家族が自宅や病院以外に過ごせる「第二のおうち」として、家族との時間を安心して過ごし、豊かな時間を提供する活動を行います。また、生き生きとした子どもたちの写真を通してこどもホスピスの日常を紹介する「うみそら写真展」を開催。会場とオンライン配信での講演会も実施します。
高校生が生きる力や社会とつながる力を育み、孤立化を防いで潜在的な課題を早期発見し解決することを目指し、無料の校内カフェを運営します。地域の方や社会人・大学生と交流し多様な価値観に触れられるイベントやワークショップの開催、勉強しながら進路や学校生活のことを話せる場(おしゃべりできる自習室)づくり、手作りの軽食などの提供による生徒の心と体の健康づくりにも取り組みます。
※家庭・学校・職場以外の場所での、若者の成長を支援する取り組み
医療的ケアや障がいを持つ子どもとそのご家族が、安心できる環境で楽しいことを経験し、たくさんの人に出会える時間と空間を提供できる仕組みづくりに取り組みます。その関わりが、それぞれのご家族の「はじめの一歩」を踏み出すきっかけとなることを目指し、横浜市泉区の古民家を拠点に月1回程度オープンするカフェや、より多くの人と交流できるイベントを開催します。
大田区に縁のある子どもや若者に向けて、「生きる力」の向上につながるプログラム「リージョンフィルムディレクター養成講座」を開催します。映像制作を通して、子どもたちが自ら考え、こうありたいと考える未来シナリオを自分の言葉で具現化することを応援します。また家、学校以外の第三の居場所として、近隣地域を知り、地域社会の一員であることを認識できる場となることを目指します。
五十音順・敬称略(掲載内容は応募時点の情報)
東急株式会社 社長室 ESG推進グループ
東急子ども応援プログラム事務局
〒150-8511 東京都渋谷区南平台町5-6
Email:kodomo@tkk.tokyu.co.jp
テレワークを進めております。お問い合わせはメールでいただければ幸いです。折り返しメールまたはお電話をさせていただきます。